土は、混ぜるだけではできません。原料を選び、待ち、測る。私たちが五十八年続けてきた工程をご紹介します。


腐葉土の原料は広葉樹の落ち葉だけを使います。針葉樹の葉は油分が多く分解が遅いため、混ざると未熟な腐葉土になります。産地の山ごとにサンプルを取り寄せ、混ざりのないものだけを仕入れています。

積み上げた落ち葉に水分を加え、月に一度切り返します。中心温度は60℃を超えます。これを二年繰り返して、はじめて完熟腐葉土になります。

赤玉土、腐葉土、ピートモス、バーミキュライト、パーライト。製品ごとに決められた比率で混ぜます。粒の大きさの組み合わせが、水はけと水もちを決めます。

出荷前に、全ロットのpHとECを測定します。基準を外れたロットは出荷しません。いつ買っても同じ土であることが、メーカーの責任だと考えています。

計量して袋詰めし、パレットに積みます。埼玉の工場から、全国の物流センターを経由して、売場へ届きます。
| 項目 | 基準 |
|---|---|
| pH測定 | 全ロット(出荷前) |
| EC測定 | 全ロット(出荷前) |
| 発酵期間(腐葉土) | 24か月以上 |
| 異物検査 | 目視+ふるい選別 |
| 保管 | 屋根付き・遮光 |